常識ハック

貧困学生ブロガーりゅーじが書いたブログ。思ったことや役立ちそうなことを書いていきます。

今年こそ自分を変えるためのビジネス書10選

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photo by Miguel M. Almeida

 

自己啓発やマーケティング、経済書などを買ってみたはいいけど読んでみたら退屈で最後まで読まなかったなんていう人をよく見かけますが、1000円とかそのくらいのお金を払って情報を得るのに身にならないってものっすごくもったいないと思うのですよ。

 

中にはページ量が多くて分厚い割には内容が薄いものもありますが、基本的には正しく読み込めば自分のレベルを上げる本がほとんどです。 

 

ブロガーである裕真さんの「それっぽいビジネス書ばっかり読んでても学びが少ないと気付いた話 - 春からITベンチャーで戦う16卒のブログ」にも取り上げられていますが、本を読む上では「読書の目的を明確にする」ことが重要なポイントになります。今回紹介するビジネス書に加えて「どんな人に読んでほしい本」かを書きましたので本選びの参考にどうぞ。
 
 

 

 

「洞察力」があらゆる問題を解決する

 

「洞察力」があらゆる問題を解決する

「洞察力」があらゆる問題を解決する

 

 

著者であるゲイリー・クラインは米国認知心理学者で、自ら生み出した「現場主義的意思決定理論(NDM理論)」なるものを応用し、「見えない問題を見抜く力」について説いています。
消防士たちの意思決定や、真珠湾攻撃を編み出した山本五十六など、さまざまな事例を検証しながら見えない問題を見抜くためのプロセスを確立していきます。
 
◆こんな人に読んでほしい
人と違う視点で物事を見たかったり、今課せられている問題の見方を変えたい人におすすめします。
 

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

赤羽雄二さんによって書かれた、自分の思考にテーマ(タイトル)をつけて1分以内に紙に書き出すことで頭を整理するという本です。
僕は物事をじっくり考える方が好きなタイプですが、突然の仕事を任された時など、いざ素早い判断を求められた時に対応ができないのは嫌なので読んでいます。
 
◆こんな人に読んでほしい
頭の回転を速くしたいけど、手間がかかることはすぐ飽きてしまうという人におすすめ。このトレーニングはA4の紙に1件1ページで書くという原則がありますが必ずしも忠実に守る必要はありません。ブロガーのゆきひーさんが書いた「論理的思考力・考える力をつけたいのなら「0秒思考」で徹底的に頭を鍛える - Yukihy Life」にも取り上げられているようにEvernoteや電子媒体に書き込んでもよいので場所を選ばず実践することができます。
 

嫌われる勇気

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

初版発行が2013年12月にもかかわらず、未だに本屋の人気書コーナーにどっしりと構えるモンスター書です。アドラー心理学を「青年と哲人の対話篇」という物語形式で書かれているため、心理学に知識がなくても読みやすい一冊となっています。
 
◆こんな人に読んでほしい
何かしらの悩みがあったり自由になりたいと考えている人には、衝撃的な本になると言えます。アドラー心理学では「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と考え、さまざまな事例をもとにその根拠を伝えています。では対人関係の悩みはどのようにして解消されるのか...?ぜひとも本書で確かめてみてください。
 

これだけ!PDCA

 

これだけ!  PDCA

これだけ! PDCA

 

 

PDCAサイクル」を回せば、チームの成果がワンランク上がるということを前提に、P(Plan)、D(Do)、C(Check)、A(Action)のそれぞれを実践するポイントをまとめています。
 
◆こんな人に読んでほしい
計画性がない、行き当たりばったりとは俺のことだ!という人へこの本をおすすめします。成功や失敗に対して「なぜこうなったのか」というフィードバックができれば一歩成長するんじゃないでしょうか。
 

伝え方が9割

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

感動する文章やキャッチフレーズはずば抜けて文章力がある人であったり、才能がある人しかつくれない...わけないでしょ。ということが書かれていて、そのような文には決まった法則性があるんだよっていう本です。かの有名な「そうだ、京都行こう」も実はこの法則に当てはまっているのですよ。
 
◆こんな人に読んでほしい
文章を書くことがそんなにない人でも、世の中にあるキャッチフレーズを眺めると「これ、伝え方が9割ででた!(進研ゼミ風)」的な体験ができます。プレゼンテーションのような場面でも活かせるので、人を惹きつけるような能力を得たい人におすすめです。
 

ゼロ・トゥ・ワン

 

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

 

 

2015年のビジネス書大賞を獲得し、絶大な人気を誇ったこの本。著者のピーター・ティールはこの作品について次のように言っています。
ZERO to ONE はシリコンバレーを教科書に、難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるための本だ by Peter Thiel
 
◆こんな人に読んでほしい
新しいことを始めたい。起業したい」という人には一度見てほしいです。世の中にあるビジネスは膨大な数があるため、新しいものを築き上げるよりも誰かのものをコピーする方が簡単ですが、それではダメなんだとこの本は教えてくれます。
 

仕事は楽しいかね?

 

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

 

 

空港にて、雪の影響で足止めを食らってしまった主人公が偶然知り合った老人マックスから仕事論についてのアドバイスを受けるお話。もし自分が仕事をしてて突然これ言われたら、何ていうかなぁ...。
 
◆こんな人に読んでほしい
自己啓発書をたくさん読んできたけど、どうもしっくりくるものが無かった...」なんて人にオススメ。この本に登場する老人は「人生はそんなに規則正しいものじゃない」と言います。かっちりと目標を設定してやるんじゃなくて、遊び感覚でいろんなことをやることで見えてくるものがあるという、一見ゆるそうで核心を捉えた言葉が胸に染みます。
 

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める

 

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

 

 

凝り固まった脳をスッキリさせるためにできることがシンプルにまとめられています。著者の築山さんが紹介する「習慣」とは、「時間的にも経済的にも負担にならない」ものであるので、この本に書かれているものは無理なく実行できるものが揃っています。
 
◆こんな人に読んでほしい
頭をスッキリさせたい」はもちろんのこと、「何か続けられるものがほしい」という人へ。習慣づくり自体にも役立つ本であるのでおすすめできます。脳科学を基に、身近な例を用いて簡単に説明しているので読みやすいですよ~。
 

伝える力

 

伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)

 

 

生活の中で切っても切り離せないのがコミュニケーション能力。さまざまな場面でこの力は求められ、単純なことだけど結構難しい...。仕事だけできる「職人タイプ」の人間では今の時代生きてくのは難しいので、生きてく上でとても重要な本だと思います。
どうでもいいけど著者である池上彰さんに「いい質問ですね~」とか言われてみたい....
 
◆こんな人に読んでほしい
コミュニケーション能力を高めたい人はもちろんのこと、人に何かを教えたいという人にも効果的な本です。
 

超一流の雑談力

 

超一流の雑談力

超一流の雑談力

 

 

これもまたコミュニケーションについての内容ですが、「雑談」という枠に絞られています。ただの当たり障りない会話で終わらすのではなく、そこから有益な情報を得たり豊かな人間関係を築けるワンランク上の雑談をするための実践的なテクニックが書かれています。
 
◆こんな人に読んでほしい
仕事の場でもプライベートの場でも、円滑なコミュニケーションがとりたい!なんて人にオススメ。人の顔色をうかがいながら話すのは、もうやめません?
 

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